中村桂子展 (平面)

10月7日(月)-19日(土) 
11:00-19:00 日曜休廊







〈in between 18〉 2019年 和紙、木版 910×605mm



「あいだに横たわるもの」、「in between」
他人と自分、生と死、昼と夜、多くのものにはそれなりに距離がある。
作家の思いと見る側の解釈にも埋まらぬ溝がある。
言葉では表現できないから作品を作っているのだから、
それを言葉で埋めたり、フィットさせようとするのはむずかしい。

作品の進み具合を訪ねた際に送られて来た画像の中にアトリエの風景があった。
壁には刷りかけの版画、版木、開いて立てかけられたスケッチブック、雑多なものたち。
それを見た時に作家の頭のなかを少し見た気がした。
作家が自分の作品について多くを語るのは、ネタばらしみたいであまり好きではないが、
このドローイングは、作家の試行錯誤や言葉のないメモだ。
それを見せてみたくなり、数点選び展示した。

ドローイングを描くようにもっと大胆に画面に向かってほしい。
行きすぎたら戻ればいいし、消したり削ったり、またのせて。
そんな画面とのやり取りをもっと見せてほしい。


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